ミナトホールディングスが、テレビ会議システムやパソコン記憶装置を販売するプリンストンの全株式を取得し子会社化することを決定。テレワーク需要に伴い拡大が期待されるビデオ・音声会議システムをはじめ、成長分野の事業拡大を目指す。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年8月28日。子会社化後、現経営陣3氏を割当先とする第三者割当増資を実施し、引き続き経営を委ねる。
M&Aアドバイザーとしてのコメント：テレワーク需要の拡大に伴い、ビデオ・音声会議システムなどの需要が高まっている中、ミナトホールディングスがプリンストンを子会社化することで、成長分野の事業拡大を目指す戦略が明確になった。今後、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、市場競争力を高めることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。